[明細書]油圧ブレーキ装置




本日、有給取得中でございます!!
たっぷりと勉強できる幸せ・・・!

今日は油圧ブレーキに関する明細書を読みました。
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【公開番号】特開2015-202936(P2015-202936A)
【発明の名称】油圧ブレーキ装置
【出願人】
【氏名又は名称】三菱電機株式会社
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物理ビデオ(36)、(37)(テキストでいうと第8講)のあたりは私の苦手分野でして、圧力や浮力といった単元は中学校や高校でも避けていました・・・。
今回ビデオを視聴しながら、過去に分からなくて放置していた部分まで含めてノートにまとめました。
ビデオ(36)でパスカルの原理に感動し、油圧ジャッキや油圧ブレーキの仕組みに興味を惹かれたので油圧システムに関する明細書を読んでみることにしたのです。

■用語抽出
まずはEKWordsで用語を抽出。
・ブレーキ
・排油管
・油圧
・空気
・送空気管
・ピストン
・ブレーキディスク
などが上位に。

【用語から明細書の内容を予想】
・油圧だけでなく空気も関係するシステムなのか?
・空気を内部に取り入れて油を排出して油圧を調整する?
・空気を取り込み気圧を上げてブレーキとして使用する?

■明細書の内容確認
エレベーター巻上げ機の油圧ディスクブレーキに関する明細書でした。
ブレーキにもいろいろな機構があるらしいのですが、ディスクブレーキは
「回転するブレーキディスクの両側から力を加え、ブレーキディスクを挟み込むようにしてその回転を止めるブレーキ機構」
のようですね。
こちらがイメージしやすいかと)

この「挟み込む」動作に油圧を使用するのが「油圧ディスクブレーキ」ですね。

<従来技術の問題>
この明細書で問題にしているのは、油圧ディスクブレーキ使用時の排油機構です。
本明細書で扱う油圧ディスクブレーキではチューブを使用して油を排出する必要があります。
そのチューブが水平だと油だまりが発生してしまうのです。
-> チューブが水平にならないようにしなければいけない。
-> 巻上げ機、排油用チューブのレイアウトの自由度が減る
-> エレベータを導入できない事例が多く発生する?
-> お客さんが減る?
-> 売上が下がる?
(※最後の3行は私の推測です)

<解決策>
・空気により油を押し出す「排油押し出し機構部」を設置。
・制動動作に伴って空気吸排部から排出された空気を送空気管から排油配管に送りこみ、排油配管内の排油を空気とともに制動部外に押し出す。

ブレーキディスクを挟み込む際のピストン動作に合わせ、
外部からの空気の取り込みと排油管への空気の送り込みを実施するようです。

<理解があやしい箇所>
・油の排出が必要な理由

明細書には油の排出が必要な理由が記載されていませんでした。
油は液体であり圧縮することができないので、ピストンの動きに合わせて供給と排出が必要だということじゃないかな、と思うのですが。

とりあえず現在のところは以上です。

# 30分で簡単にまとめようとしたのに1時間経過してしまいました・・・!
# 次回からはブログに記載する項目を減らして、30分程度でまとめられるようにします。

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