続・いきなり検索するな(2018/7/12 追記)




ビデオセミナー(2685)「いきなり検索するな」は非常に参考になりました。
これまで「こんな感じでいいのかな?・・・まあいいんだろう」と適当に済ませてしまっていた、自分の検索方法を見直すきっかけになりました。

私は現在「化学・物理」の基礎固め中ですが、
学習を進める中で当然、関連特許を検索することがあります。

私はJ-PlatPatの「特許・実用新案検索」ページで検索することが多いのですが、その流れは大体以下の通りです。

—–
1. 要約にそのとき学習した概念(例:分子結晶)のみを入れて検索
2. 大体は、ここでの検索結果は数百件以上(多い)

(これ以降の流れは2パターンに分かれます)

パターン1:
3. 2の検索結果の上位30件だけに注目し、気になる明細書をDLしてノートやマインドマップにまとめる

パターン2:
3. テキストから適当に関連ワードを拾い、それを検索ワードに追加する
4. 検索結果が数十件~100件程度になったら、その中から気になる明細書をDLしてノートやマインドマップにまとめる
—–

受講した最初のころはパターン1の流れを取ることが多かったのですが、今はパターン2を取ることが多いです。
(どこかのビデオで、検索結果を絞った方がよいというお話を聞いたため)

今回ビデオ(2685)を観て、パターン1, 2ともに今の私がとってはいけない方法であることが分かりました。

そもそもなぜ最初の頃にパターン1のような検索方法をしていたかといいますと、
「検索結果が多いとその概念に関する様々な利用例を示した明細書が出てくるので、その概念の全体像を知るのに役立つのではないか」
と思っていたためです。

しかしこの方法ではどの利用例も浅くしか掘ることができず、何と言いますか、まさに「概念を空中浮遊させたまま」で先に進んでいた状態でした。当時は「これでも広く浅くフックをかけたことになるんだからいいだろう」と思っていましたが。

最近はパターン2をとることが多いですが、これもだめですね。
概念とその用途を頭の中でつなげられていない状態で、適当に言葉を選んで検索をしているだけなのですから。

ビデオでも言われていたように、概念を理解した後は1つの用途について深堀りし、また概念に戻り、概念のイメージを自分の中でしっかり固めた上で特許を検索するべきだったのでしょう。

しかし今の私にこれができるかと言われると、難しいところがあります(分野にもよると思いますが)。
その場合はビデオでも言われていたようにさっさと学習を先に進め、2巡目でまたトライしようと思います。
(もちろん1巡目でも明細書は読んでいきますが、その段階では概念は空中浮遊したままなのでしょう)

ある概念の用途からイメージを広げ、深堀して想像して、その概念の世界観を可視化する。
これを意識して学習を進めていきます。

※このビデオのマインドマップを作成したのでブログに載せようかと思ったのですが、講座の内容をそのままブログに載せることになると思うのでやめておきます。


2018/7/12 追記
ざっくりとした概念について明細書を検索する場合は、一つの用途を深堀りするよりも広く浅く利用分野を調べる方がよさそう。(例:「電解質」)

ある用途を深堀りしようとすると、いつの間にか全然別分野の深掘りをしてしまうことになるため。
(例:電解質 -> 高分子電解質膜 -> 固体高分子型燃料電池)

それはそれで良いのかもしれないが、ひとまず物理・化学の1巡目でそこまで寄り道すると1巡目の終了が遅くなるので、好ましくないと思われる。

-> ざっくりとした概念に関しては、1巡目では利用分野を広く知る程度にする。(上記パターン2)

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