ビデオセミナー2561号「得意分野のブレイクダウン」に関する考察




こんにちは。
ビデオセミナー2561号のタイトルを見て、
「おお、まさに今私がやってることじゃないか!」
と思い視聴を開始したところ、本当に、まさに私のブログを取り上げていただいたものでした笑

「バイオマス」から各分野への広げ方、検索方法、目のつけどころ、
全てが参考になりました。

ビデオを観る前に自分でバイオマスについて調べはじめていたので、
ビデオで管理人さんが実践していた方法と私が実践した方法との差異を検討してみたいと思います。

管理人さんバージョン

(※あくまでもビデオを観て私が解釈した内容です)
1. J-PlatPatで「バイオマス」と検索 -> 検索件数が多いので、「バイオマス」と組み合わせるキーワードを探す
2. Webで「バイオマス filetype:pdf」と検索 -> バイオマスについてまとめた資料から「プラスチック」というキーワードを発見
3. J-PlatPatで「バイオマス プラスチック」と検索 -> 企業に着目。東洋紡の特許が多い。
4. Webで「バイオマス プラスチック 東洋紡」と検索 -> 東洋紡の解説記事やその他の解説資料にたどり着く。
5. Webで「バイオマス プラスチック 東洋紡 google patent」と検索 -> 関連特許が出てくる
6. ここまでの検索手順、結果をWordにまとめる(Web検索結果をWordに貼りつける)
7. Wordにまとめた検索結果からキーワードを抽出し、そこから連想 (バイオマス->生分解性プラスチック->メディカル、手術用?)
8. 7で連想したキーワードを元に、Webで「手術用糸 バイオポリマー 分解性」と検索 -> 該当する情報が出てくる
9. 同じようにキーワードから連想し、検索してゆけばどこまでも広げていくことができる
(※自分の検索過程、検索結果はWordなどに常にまとめておく)

私バージョン

1. バイオマスエキスポ2018のサイト内、「出展対象」から、バイオマス分野の全体像をざっと把握
2. 「出展内容」中のキーワードを元にバイオマス分野全体のマインドマップを作成
3. 2のマインドマップの中で気になる分野についてWeb検索&J-PlatPatで特許検索(いろんな分野の特許を1,2件ずつDL)
4. 3で見つけた資料を読む&特許の背景技術部分を読む

上記2バージョンの差異

といってもほぼ全て違うのですが、特に重要だと思う差異を挙げてみます。

・管理人さんは最初に特許検索から入っているが、私は展示会サイトから入っている

・管理人さんは企業に着目しているが、私は着目していない

・管理人さんは検索過程をまとめているが、私はまとめていない

・管理人さんはバイオマスの1分野を掘り下げているが、私はいろいろな分野をかじっている

・管理人さんは検索キーワードを元に自分で連想し、検索範囲を広げている

考えたこと

私が最初に展示会サイトから入ったのは、バイオマスの全体像を把握できるだろうと思ったためです。
私にとってこれは正解でした。
出展内容をマインドマップにまとめることで、バイオマスってこんなことにも使われているのか、という発見がありました。

しかしその後の広げ方がまずかった。というか、広げていたつもりで広げていなかったことに気づきました。
マインドマップのキーワードでそのまま特許検索して、いろんな分野の特許をひろっていただけでした。

「見つけたキーワードから自分で考えて連想し、広げていく」

という発想が無かったのです。
実はこれが一番大事だったのでは。
知識が無くても、無いなりに考えてみることが必要だったのだと思います。

また、私はバイオマス全体をCVにまとめるつもりで各分野の特許を少しずつ読んでいましたが、
管理人さんの言うようにどれか1分野に絞ってその中で広げていく方が説得力のあるCVが書けるのではないかと思いました。
(実際、各分野の特許をつまみ読みしただけではCVの具体的なイメージがわいてきませんでした)

あとは、何と言っても検索過程をまとめること!!これは本当に重要ですよね。
自分が実践したことは全て未来の自分の財産にするつもりで残していきたいと思います。
そして、「企業」や「人」から広げるという視点も常に意識していかないといけませんね。

ビデオで「バイオマスプラスチック」「バイオマスポリマー」の話が出てきましたが、
やはり化学系出身だからか内容に親しみを感じましたし、興味もわきました。
今後は
・バイオマス利用製品
・バイオマス利用素材
など、物質系を中心に広げていこうと思います。

各特許をしっかり読み込むよりも、まずは分野のキーワードの洗い出し、連想を繰り返してマインドマップを作成し、
その内容を元にCVをつくってしまおうと思います。

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