仕事を受けつつも勉強を進めるにはどうしたら??毎日の学習ルーティーンをこなすために私がしている工夫。




翻訳者として長く稼働を続けるためには、仕事と同時に勉強にも取り組み続ける必要がありますよね。

仕事ばかりしていて勉強をおろそかにしていては自分のレベルがなかなか上がりません。

常に勉強することで、分野同士のつながりを知り、そして様々な分野における多数の概念を理解する必要があります。

ただ・・・、仕事ががっつり入っているときにはなかなか勉強の時間がとれないのも事実。

そのような状態で、どうやって毎日学習を続けていけばよいのでしょうか。

今回は、私がしているちょっとした工夫を紹介したいと思います!

私がしている工夫:勉強する『量』を決めるのではなく勉強する『時間』を決める!

毎日勉強しないと・・・と言うとき、みなさんは毎日の勉強スケジュールをどのように立てますか?

そのときの仕事状況にもよるとは思いますが、特に仕事が忙しい時期の場合、

勉強する『量』ではなく、『時間』を決める

のをおすすめします!

例えば、

×「この本を毎日2ページずつ進める」

〇「この本を毎日30分ずつ読み進める」

といったように、取り組むページ数ではなく時間を決めておく、といった感じですね。

なぜ量より時間を決めておくのがいいのか?その理由を以下で説明します!

仕事が忙しいときに、勉強する『量』ではなく勉強する『時間』を決めておくメリット

①元々、勉強は常に同じペースで進むものではない→『量』で決めるのは無謀

これはメリットというか真理なのですが、

そもそも勉強って、全ての部分を同じペースで進めるなんて不可能なんです。

例えばある本を読み進めるとき、

第1章は簡単ですぐに読み進めることができるけど、

第2章は結構手ごわくて時間がかかり、

第3章になるとまた簡単になる・・・、

みたいなことありますよね。

このように、勉強には時間がかかる部分とかからない部分があるのです。

なので、もし「1日に2ページ進める!」と決めたとしても、その2ページを10分で終えられる日もあれば、2ページに1時間以上かかる日もある・・・。

そのため、そもそも勉強する『量』をノルマにするのはあまりよい方法ではないのです。

②勉強に対するハードルが下がり、勉強に取組みやすくなる

上にも書いたように、そもそも勉強する『量』を決めるのは無謀なことです。

・・・、百歩ゆずって、もし勉強以外にやることがないという状況の場合は勉強する『量』でノルマを決めてもよいでしょう。

しかし仕事と並行して勉強しようという場合、それでは毎日どれだけ仕事の時間をとることができるか分からないので、まずもって仕事のスケジュールが立てづらい!

そしてもし予想以上に勉強に時間がかかってしまった場合には仕事に対する焦りが生まれ、その結果、

勉強にどれだけ時間がかかるか分からないから仕事を受けている間は勉強しない方がいいな、

という風に思うようになってしまうかもしれません。

つまり、勉強『量』を決めると勉強に対するハードルが上がってしまうのです。

対して、勉強する『時間』をノルマとした場合、1日のうち勉強にとられる時間があらかじめ分かっていることになります。

あまり量が進まなくても、時間が来たらやめて仕事に切り替えればよい・・・。

そう思うだけで、勉強に対するハードルは下がります。

③深掘りした勉強ができるようになる

本のページ数、プリントの枚数、資料の山・・・。勉強『量』というのは目に見えるものですよね。

つまり、勉強『量』を決めるということは、その『量』が目に見えている、ということです。

そして、こう思うでしょう。

「ああ、今日はあとこれだけ進めないといけない・・・。」

特に仕事をしながら勉強をしている場合、これでは必ず焦りが生まれてしまいます。

そうすると、

『量』をこなすことだけに意識が向くために勉強の密度が薄くなってしまう可能性があります。

つまり、深掘りして勉強する、ということをしなくなりがちなのです。

これでは、例え『量』をこなしたとしても、結局表面を薄くなぞっただけになるので頭に残りません。

結局は、後日同じ部分を勉強し直すことになってしまいます。

・・・なんとも無駄なことですね。

勉強する『量』ではなく勉強する『時間』を決めておくデメリット

これまで勉強『量』ではなく勉強『時間』を決めておくことによるメリットをお話しましたが、

もちろん勉強『時間』を決めておくことにはデメリットもあります。

例えば「30分勉強する」と決めた場合、30分間机に向かっただけで勉強した気になってしまうといったことがあり得ますね。

まあでも、仕事の合間を縫って少しでも勉強したいという人がこんな風に無駄な時間の過ごし方をする可能性は低いでしょう・・・。

他には、集中しすぎてしまって決めた時間を過ぎても勉強をやめられない、といったこともあり得ます。これは私も割とあります。

この辺りの切り替えが上手くなるよう努力するのも、仕事と勉強を両立するためのポイントでしょう。

(切り替えが上手くなるための良い方法が思いついたらまたシェアします!!)

まとめ

やっと翻訳者として仕事が来るようになった!!でも、勉強時間が全くとれてない。どうしよう・・・。

これは駆け出し翻訳者の方々に共通の悩みだと思います。

こんな悩みが出てきたときには、今回の記事でご紹介したように

勉強『量』ではなく勉強『時間』を決めて

毎日少しずつでも勉強を進めてみてはいかがでしょうか。

もちろんこの方法は、勉強だけではなく他のこと(ブログなど)にも適用できます。

毎日の積み重ねが、後々大きな財産になるはずです。

がんばっていきましょう!!

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